QTでは、QTJUKUを開講していて、さまざまなクラスを受講することができます。私は、数学英語などのクラスを受け持っていますが、最近は高卒認定試験のためのクラスを担当する機会が与えられ、日々私自身も鍛錬されています。
ちょうど今月高卒認定試験がありました。そのために数学を勉強していましたが、一番難しいことが、勉強している意味を見つけて、モチベーションを保つことです。よくBくんは「なんで勉強しないといけないんだろ」と言います。「数学をやってる意味がわからない。」このような疑問は私自身も学生の時にぶつかり、考えたことのある質問です。きっとだれもが考えることなのかもしれません。目の前にしんどいことや、意味ないように思えることに直面したときに、「これは果たして意味があるのか。」「これになんの意味があるのか。」そう考えます。でも、もし、どんな意味があるのかではなく、その経験が自分をどんなふうに変えるか、ということを想像できたら、きっとその経験を役にたたせるために最大限に用いる努力をするのではないでしょうか。
数学の問題ができることは、特に自慢にならないし、日常生活に三角関数なんてそもそもでてこないし、「意味がない」「生活に役立たない」と言われたら、私は特に反論しません。笑 でも、粘り強く解く力や、継続的に毎日問題集を解く姿勢が、私たちの人生を切り開くその力や姿勢に似ています。
意味がないと見えるようなことにどんな態度で取り組むかどうかが、その人の未来を形作るのだと思います。結果がすぐにでなくても、即効性がなくても、褒められなくても、「意味」を見出せるまで「やり続ける」ことも時には必要なことかもしれません。
学校に行かなかった人にとって、高卒認定試験を受験するということはとても難しいハードルかもしれませんが、でも、目標を掲げて、頑張るという行動が自信を知らないうちに回復させます。
学びには、良い結果、賞賛だけではなく、悩むことや、時には、「意味」を失うこと、「意味」を見出すなど、さまざまなことがついてきます。そのひとつひとつが、私たちの人生において大きな「意味」を持つ出来事です。ともにそのような体験ができることが、とっても楽しみです。
